「ヘアミルクっていつ使うのが一番良いの?」
ヘアミルクを購入したものの、「いつ使えば最も効果的なのかわからない」と悩んでいませんか。正しいタイミングや使い方を知らずに使用すると、せっかくのヘアケア効果が半減してしまう可能性があります。
ヘアミルクは基本的にタオルドライ後の濡れた髪に使用するのが効果的。また、乾いた髪やドライヤー後に使用する場合は、通常とは違った注意点があります。使う量や他のヘアケアアイテムとの順番も、仕上がりに大きく影響する重要なポイントです。
特にヘアオイルとの併用を考えている方は、どちらを先に使うべきか迷うことも多いでしょう。髪質や季節によっても最適な使い方は変わるため、自分に合ったおすすめの方法を見つけることが美髪への近道となります。
この記事では、ヘアミルクの効果的な使用タイミングから、朝夜の使い分け、適切な使用量、他のアイテムとの併用方法まで、詳しく解説していきます。正しい知識を身につけて、理想の髪質を手に入れましょう。
- ヘアミルクを使う最も効果的なタイミング
- 朝と夜の使い方と効果の違い
- 乾いた髪やドライヤー後の使い方
- ヘアオイルとの併用方法
この記事は、現役美容師の田代一歩さんのアドバイスを参考に作成しています。

ヘアミルクはいつ使うのが一番効果的か解説

ヘアミルクの効果を最大限に引き出すには、使うタイミングが重要です。
シャンプー後のタオルドライした濡れた髪に使用するのが最も効果的
この状態では髪のキューティクルが開いているため、保湿成分や補修成分が髪の内部まで浸透しやすくなります。
また、乾いた髪にも応急的なケアとして使用可能ですが、効果や使用量に注意が必要です。正しいタイミングと方法を理解することで、理想的な髪質を手に入れましょう。
ヘアミルクの正しい使い方と基本のタイミング

ヘアミルクは、基本的にタオルドライ後の濡れた髪に使うのが最も効果的です。
これは、髪が濡れている状態の方が成分が浸透しやすく、摩擦などのダメージから髪を守る効果がより発揮されるためです。
具体的には、シャンプー後にタオルで水気を軽く取った後、毛先を中心にヘアミルクをなじませていきます。髪全体ではなく、ダメージを受けやすい中間〜毛先に重点的に塗布することで、ベタつかず、ふんわりとした仕上がりになります。
髪が水でびしょびしょの状態のまま使用しない。
頭皮に直接塗らない。
水分が多すぎると、ヘアミルクの油分と水分がうまくなじまず、効果が十分に得られない場合があります。
また、頭皮に直接塗ってしまうと、毛穴詰まりや皮膚トラブルの原因になる可能性があります。
濡れた髪になぜヘアミルクが浸透するのか?詳しく知りたい方はこちらの記事で解説していますので、是非参考にしてください。

こうして使うことで、ドライヤーの熱や摩擦から髪を守り、乾燥やパサつきを防ぎやすくなります。補修成分や保湿成分が含まれているヘアミルクを使えば、日常のヘアケアとしても非常に優秀な役割を果たします。
初めて使う方は、少量から試し、髪質や毛量に合わせて量を調整していくとよいでしょう。重ねて使いすぎると重たく見えてしまうこともあるため、控えめな使用が基本です。

朝と夜では使い方に違いはある?
朝と夜では、ヘアミルクの使い方に明確な違いがあります。目的が異なるため、タイミングと使い方を使い分けることが理想的です。

夜のヘアケア
髪を補修し、睡眠中の乾燥や摩擦から守ることが主な目的です。
このため、シャンプー後のタオルドライした髪にしっかりなじませ、その後にドライヤーで乾かすことで、成分が髪にしっかり浸透し、翌朝のまとまりやすさが向上します。
特にダメージが気になる方も、夜の利用はおすすめです。
\補修成分を含むおすすめヘアミルク/
リトル・サイエンティスト | リケラエマルジョン

参考価格:4,620円(税込) / 200mL
- ケラチン骨格を補修する成分を配合
- CMC骨格を補修する成分を配合
- 濡れた髪に使うことでしっとり補修し、ドライ前の仕上げ剤としても活用可能。

リケラエマルジョンは美容師も使っているプロ志向のヘアミルクです。もっと詳しい情報が知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

朝のヘアケア
主に髪の広がりを抑えたり、パサつきを軽減したりするためのスタイリング補助としての役割があります。このときは、寝ぐせ直しの後や軽く湿らせた髪に少量をなじませると、髪がまとまりやすくなり、自然なツヤを出すことができます。
ただし、朝に使う場合は「つけすぎ」に注意が必要です。とくに根元に多くつけてしまうと、ボリュームダウンしてぺたんこな印象になることがあります。
日中に紫外線を浴びる環境であれば、UVカット効果のあるヘアミルクを選ぶとより効果的です。
\紫外線対策におすすめのヘアミルク/
ミルボン エルジューダ サンプロテクト エマルジョン
参考価格:3,080円(税込)
主な成分:保湿成分配合
効果:紫外線から髪を守り、しっとりまとまりのある髪へ
使用タイミング:朝

このように、夜はダメージケア中心、朝はスタイリング補助という意識で使い分けることで、ヘアミルクの効果を最大限に活かすことができます。
美容師おすすめのヘアミルクをもっと知りたい方はこちらの記事でさらに詳しく解説しています。是非参考にして下さい。

乾いた髪にヘアミルクは使えるのか?
乾いた髪にもヘアミルクは使用できますが、効果の出方や目的は濡れた髪とは異なります。乾いた髪に使う際は、「まとまり感」や「保湿感」を補うことが主な目的になります。
例えば、日中に髪が乾燥して広がってしまったときや、毛先のパサつきが気になるときに、少量のヘアミルクを手のひらでよく伸ばしてから髪になじませると、しっとり感が戻り、ツヤのある印象になります。
ただ、乾いた髪に使う場合は、濡れた髪よりも吸収力が低いため、つけすぎるとべたつきや重さを感じることがあります。とくに細い髪質の方は注意が必要です。
当ブログでもおすすめしているエルジューダエマルジョン、朝も夜も使えるアイテムですが、髪質別にどのアイテムが良いのかをこちらの記事でさらに解説しています。是非参考にしてください。

また、乾いた状態では成分が髪に浸透しにくいため、補修効果よりも一時的なまとまりやスタイリング性に重きが置かれると考えましょう。
また、乾いた髪への使用は、外出先などでの応急的なケアとしても便利です。外気の乾燥や静電気による広がりを抑えたいときに、軽くなじませるだけでも印象が変わります。
このように、乾いた髪にもヘアミルクは使えますが、用途と仕上がりをよく理解し、濡れた髪に使う場合とは異なる目的で取り入れるのがポイントです。
手軽に使えるヘアミルクとしてはオルビスが人気。こちらの記事でオルビスのヘアミルクが乾いた髪に使えるのかを詳しく解説しています。気になる方は是非チェックして下さいね。

ドライヤー後に使ってもよい?注意点も解説
田代一歩
美容師ポイント
「ヘアミルクは濡れた髪に使うことで、一番効果を発揮します。なのでドライヤー後に使う必要はありません。ドライヤー後はスタイリング剤の利用も検討してみてくださいね!」
ヘアミルクは基本的にドライヤー前に使うアイテムです。状況によってはドライヤー後に使うことも可能ですが、目的と使い方に注意が必要です。
ドライヤー前にはどんな効果がある?
まず、ドライヤー前の使用では、髪を熱から守る役割や水分を閉じ込める効果が期待できます。
ドライヤー後にはどんな効果がある?
一方で、ドライヤー後に使用する際は「髪の仕上げ」や「乾燥対策」としての使い方が一般的。とくに毛先のパサつきが気になるときや、髪全体のまとまりを出したいときに、仕上げとして少量をなじませるのが効果的です。
ドライヤー後に使う注意点
「使用量」と「つけ方」に注意
ドライヤー後の乾いた髪は水分を含んでいないため、ヘアミルクの成分が浸透しにくく、必要以上に使ってしまうと髪が重たく見えたり、ベタつきの原因になります。とくに前髪や根元付近は油分が残りやすいため、避けた方がよいでしょう。
- 少量を手のひらでよく伸ばす
- 毛先を中心に馴染ませる
- 手櫛で全体に広げる
使う際は、まず1プッシュ以下の量を手のひらでよく伸ばし、毛先を中心に軽くなじませてください。このとき、手ぐしを使って全体に広げると自然な仕上がりになります。余ったヘアミルクは、髪表面を撫でる程度に使い、つけすぎを防ぐことが大切です。
また、しっとり感を足したい場合は、アウトバストリートメントとしてのヘアミルクを選ぶとより扱いやすくなります。逆に、濃厚すぎるタイプはドライ後の髪には向いていないこともあるため、商品の特徴を確認することが重要です。
田代一歩
美容師ポイント
「当店で一番人気のヘアミルクはミルボンシリーズ。香水のような香りも人気の理由の一つです。」

つまり、ドライヤー後に使うこと自体は問題ありませんが、目的を「補正や仕上げ」と捉え、少量を丁寧に扱うことで、ベタつきを防ぎながら美しい髪を保つことができます。
さらに詳しくはこちらの記事からチェックして下さいね。


ヘアミルクとヘアオイルの併用方法とは
ヘアミルクとヘアオイルはそれぞれ異なる特徴を持つアイテムですが、うまく併用することでより高いヘアケア効果が期待できます。
「順番」と「役割の違い」を理解することです。
一般的に、ヘアミルクは水分と油分のバランスが取れた乳液状のテクスチャーで、髪の内側に潤いを与えたり、内部補修をサポートする効果があります。
対してヘアオイルは、主に髪の表面をコーティングして、ツヤ感を出したり水分の蒸発を防ぐ役割を果たします。

このため、併用する際は先にヘアミルク、後からヘアオイルという順番が基本です。
まずタオルドライ後の髪にヘアミルクをなじませ、髪の内部にうるおいを与えてから、オイルで表面を保護することで、効果的な二重ケアになります。
逆の順番にしてしまうと、オイルが髪をコーティングしてしまい、後から塗るヘアミルクの成分が入りにくくなってしまう可能性があります。
どちらのアイテムも油分を含んでいるため、重ねて使いすぎると髪が重くなったり、ベタつきが出てしまうことがあります。ヘアミルクは1〜2プッシュ、ヘアオイルは1滴〜数滴を目安にし、髪質や毛量に応じて量を調整しましょう。
また、髪の状態に合わせて使い分けることも効果的です。
たとえば、乾燥が気になる冬は両方をしっかり使い、湿気の多い季節には軽めの使用に抑えるなど、シーズンごとにアレンジすると、より健やかな髪を保てます。
このように、ヘアミルクとヘアオイルを併用することで、髪の内側と外側をバランスよくケアすることができ、ツヤとまとまりのある仕上がりを目指せます。
コツを押さえて使えば、サロン帰りのような質感も自宅で再現できるようになります。

ヘアミルクはいつ使う?おすすめの使い方

ヘアミルクを効果的に使うためには、正しい順番と髪質に合った選び方が欠かせません。基本的な使用順序は「シャンプー→トリートメント→タオルドライ→ヘアミルク→ドライヤー」が理想的です。初心者向けのアイテム選びのポイントも含めて解説します。
ヘアミルクを使う順番はどれが正解?
ヘアミルクを効果的に使うためには、正しい順番を守ることがとても大切です。スキンケアと同様に、ヘアケアでも「どのタイミングで何を使うか」によって、仕上がりやダメージケアの効果に大きな差が出てきます。
基本的な順番としては、シャンプー → トリートメント → タオルドライ → ヘアミルク → ドライヤーが理想的です。
この中でもとくに重要なのが「タオルドライ後に使う」というステップです。
髪に余分な水分が残っていると、せっかくのヘアミルクが薄まってしまい、十分に成分が浸透しません。
逆に、水分が完全になくなる前の「やや湿った状態」なら、髪に馴染みやすく、保湿成分がしっかり内部まで届きやすくなります。
ヘアミルクが髪に浸透するメカニズム
水分によりキューティクルが開くことで、ヘアミルクの成分が髪に浸透しやすくなります。このメカニズムについての詳しい概要は以下の記事で詳しく解説しています。
参考文献は英文につき、以下記事にてわかりやすく解説しています。

また、他のアウトバストリートメントと併用する場合は、ミルクの後にオイルを使うのがセオリーです。オイルは髪の表面をコーティングする役割があるため、先に使ってしまうとヘアミルクの浸透を妨げる可能性があります。

これを逆にすると、仕上がりにムラが出たり、重たく感じたりする原因になるので注意が必要です。
このように、ヘアミルクの使用は「タオルドライ後、ドライヤー前」が基本であり、その前後に使用するアイテムとのバランスを考えることが、美しい髪を維持するための鍵となります。
髪質別のおすすめヘアミルクの選び方
ヘアミルクは一見どれも似たように見えますが、実は髪質によって選ぶべきタイプが大きく異なります。自分に合わないものを使ってしまうと、思ったような効果が得られず、逆に髪がベタついたり、まとまりが悪くなることもあります。

例えば、細くて絡まりやすい猫っ毛タイプの人には、「軽めのテクスチャーで保湿力の高いタイプ」がおすすめです。重すぎるヘアミルクを使うと髪がペタンとつぶれてしまいやすいため、サラッとした使用感のミルクを選ぶとバランスが良くなります。
\細い・猫っ毛におすすめのヘアミルク/
ミルボン エルジューダ エマルジョン

オルビス エッセンスインヘアミルク

ナプラ N.ヘアミルク

一方で、剛毛・くせ毛・広がりやすい髪質の場合は、「しっとり重めで保湿力・補修力のあるタイプ」が向いています。このような髪質は、水分が逃げやすくダメージも受けやすいため、髪内部まで浸透しやすい濃厚なミルクを使うことで、まとまりのある髪に仕上がります。
\剛毛・くせ毛におすすめのヘアミルク/
ミルボン エルジューダ エマルジョン

ムコタ アデューラ アイレ10 ベール フォーストレート

ビューティーラボ 美容液 もっととてもしっとり

また、カラーやブリーチを繰り返しているハイダメージ毛の方は、補修成分(ケラチン・セラミド・アミノ酸など)が配合されているミルクを選ぶと、髪の内部からの補修が期待できます。
\ハイダメージのヘアミルク/
エルジューダ ブリーチケア セラム

ダメージ補修にはシャンプーの見直しが効果的な場合もあります。おすすめのシャンプーはこちらで紹介していますので、参考にしてくださいね。

このように、自分の髪の悩みや質感に応じて選ぶことで、ヘアミルクの効果を最大限に活かすことができます。成分表示や商品説明をよく確認し、使用感や目的に合ったアイテムを選ぶことが重要です。
ヘアミルクの使う量はどのくらい?適量の目安
ヘアミルクは量の使い方次第で、仕上がりに大きく影響を与えます。多く使えばより効果が出ると思いがちですが、実際には「適量」を守ることが美しい髪を作る上で欠かせないポイントです。

目安としては、ショートヘアで1プッシュ、ミディアムで1〜2プッシュ、ロングで2〜3プッシュ程度が基本になります。ただし、製品によってポンプの大きさや出る量が異なるため、初めて使うときは少なめから始めて、徐々に自分の髪質に合った量を見つけることをおすすめします。
とにかく、つけ過ぎには注意しましょう。
ヘアミルクをつけすぎると、髪が重くなったり、ぺたんとボリュームがなくなる原因になります。また、油分が多く含まれているタイプでは、髪がベタついて見えたり、スタイリングしづらくなることもあります。
特に細毛や猫っ毛の方は、少量で十分な効果を得られるため、使いすぎに注意が必要です。
塗布する際は、まず手のひらでよく伸ばしてから、毛先を中心に揉み込むようになじませていきましょう。髪全体にいきなり塗るとムラが出やすいため、少しずつ塗り広げるのがコツです。
最後に手に残った分で、髪の表面や中間部分を軽く整える程度で十分です。
このように、適量を守りながら丁寧に使うことで、ヘアミルク本来の効果をしっかりと引き出すことができ、まとまりのある仕上がりをキープできます。

ダメージケアに適したおすすめの使い方
髪のダメージが気になるときこそ、ヘアミルクの効果を最大限に引き出す使い方を心がけたいものです。
特にカラーやパーマ、アイロンの熱ダメージを繰り返している髪は、水分と油分のバランスが崩れており、乾燥やパサつき、枝毛の原因になりやすくなっています。

こうした髪には、保湿力と補修力の高いヘアミルクを「タオルドライ直後」に使うのが効果的です。
このタイミングでの使用が推奨される理由は、髪がまだ湿っていることで、ヘアミルクの浸透性が高まりやすくなるためです。乾いた髪にいきなりつけるよりも、内部までしっかり成分を届けることができます。また、タオルドライの際にはゴシゴシ擦るのではなく、水分を優しく挟み取るようにしておくと、髪への負担を減らせます。
さらに、週に1〜2回は「重ねづけ」を行うのも効果的です。通常の使用量よりもやや多めに取り、ダメージの目立つ毛先に重点的に塗布します。そのまま5分ほど放置してから、ドライヤーで丁寧に乾かせば、集中ケアのような効果が期待できます。
加えて、ドライヤー前にはオイルとの併用もおすすめです。
ヘアミルクで保湿し、オイルでフタをすることで、乾燥や熱から髪を守るダメージケアのダブル効果が得られます。ダメージの度合いや髪の状態に応じて、使い方を調整しながら、日々のケアを継続していくことが大切です。

季節や髪の状態で使い方を変えるポイント
ヘアミルクの使い方は、季節や髪の状態によって見直すことで、より高い効果を発揮します。気温や湿度の変化は髪の水分バランスに大きく影響するため、同じ使い方を一年中続けるのではなく、環境に合わせた調整が必要です。
例えば、冬場は空気が乾燥しがちで、髪の水分も逃げやすくなります。このような時期には、しっとりとした重めのヘアミルクを使い、やや多めの量でしっかりと保湿するのが効果的です。また、静電気を防ぐために、ヘアミルクを塗布する際は毛先だけでなく髪の表面にも軽くなじませると、まとまりやすさがアップします。
\冬場におすすめのヘアミルク/
ルメント リペア ミルク

ラ・カスタ アロマエステ ヘアミルク

オルビス エッセンスインヘアミルク

逆に、夏は汗や湿気で髪がペタッとしやすく、ベタつきを感じやすい時期です。このときは、軽い質感のミルクを選び、量もやや少なめに調整するとよいでしょう。特に根元付近に塗りすぎないように意識し、毛先中心のケアに徹するのがポイントです。
\冬場におすすめのヘアミルク/
ロクシタン ファイブハーブス インテンシヴリペア ヘアミルクセラム

ボタニスト ボタニカルヘアミルク アイスピーチレモネード

オルビス エッセンスインヘアミルク

梅雨時期や雨の日など湿度が高い日には、くせ毛や広がりが気になる方も多いと思います。こうしたときは、保湿力が高く、髪のうねりを抑えてくれるタイプのヘアミルクを選び、アイロン前にも使用すると、スタイリングがしやすくなります。
このように、季節の特徴や日々の髪のコンディションに応じてヘアミルクの種類・量・使い方を柔軟に調整することで、年間を通して美しい髪を維持することができます。
ヘアミルク初心者にもおすすめのアイテム紹介
初めてヘアミルクを使う方にとっては、「どれを選べばいいのかわからない」と感じることも多いのではないでしょうか。
実際、ドラッグストアやネットショップにはさまざまな商品が並んでおり、選ぶのが難しく感じられるかもしれません。ここでは、初心者でも使いやすく、扱いやすい人気のアイテムを紹介します。
まずおすすめなのは、「ミルボン エルジューダ」シリーズです。髪質に合わせたラインナップが豊富で、軽め・しっとりなど選びやすく、テクスチャーが扱いやすいのが特徴です。ベタつきが少なく、少量でもしっかりまとまりを出せるため、初心者にも扱いやすいアイテムと言えるでしょう。

次に紹介したいのが、「いち髪 アレンジ和草ミルク」。こちらはドラッグストアでも手軽に購入できる上に、和草エキスを使ったやさしい処方で、敏感肌の方でも比較的使いやすい設計です。軽い使用感ながら保湿力もあり、髪にツヤとまとまりを与えてくれます。


また、「ロレアル パリ エルセーヴ エクストラオーディナリーオイル エアリーミルク」も人気があります。オイルの補修力とミルクの保湿力を両立しており、仕上がりのなめらかさに驚く方も多いです。これ一本でケアが完結するタイプなので、面倒な手順が苦手な方にもぴったりです。

どのアイテムを選ぶにしても、最初は「使いやすさ」と「価格の手頃さ」に注目して選ぶと失敗しにくくなります。使い続けてみて、髪の変化や使用感をチェックしながら、より自分に合ったミルクを見つけていくのが理想的です。
まとめ:ヘアミルクを使うタイミングとコツ
- ヘアミルクは基本的にタオルドライ後の濡れた髪に使用するのが最も効果的である
- 髪が濡れている状態では成分が浸透しやすく、摩擦ダメージから髪を守る効果が高まる
- 水でびしょびしょの状態では使用せず、適度に水気を取った後に塗布する
- 頭皮への直接塗布は避け、中間から毛先を中心に使用する
- 夜の使用は髪の補修とダメージケアが主な目的となる
- 朝の使用はスタイリング補助として髪のまとまりを出すために活用する
- 乾いた髪にも使用可能だが、まとまり感や保湿感の補完が主な効果である
- ドライヤー後の使用は仕上げや乾燥対策として少量を毛先中心に塗布する
- ヘアオイルとの併用時は先にヘアミルク、後からオイルの順番で使用する
- 使用量の目安はショートで1プッシュ、ミディアムで1〜2プッシュ、ロングで2〜3プッシュである
- つけすぎると髪が重くなりベタつきの原因となるため適量を守る
- 細毛や猫っ毛の人は軽めのテクスチャーを選び、使用量も控えめにする
- 剛毛やくせ毛の人はしっとり重めのタイプで保湿力重視の選択が効果的である
- 冬は多めの量でしっかり保湿し、夏は軽い質感で少なめに調整する
- ダメージケアには週1〜2回の重ねづけやオイルとの併用が効果的である