ウルリスのヘアオイルって種類も多いし、何をどうやって使えばいいんだろう?
ごま美
ウルリスのヘアオイルの使い方を、私美容ライターごま美が、わかりやすく解説していくよ!
「ウルリス ヘアオイル 使い方」を検索しているあなたは、きっと、この人気アイテムを最大限に活用し、理想の髪に近づきたいとお考えでしょう。
ウルリスのヘアオイルは、その高い保水力と香りの良さで知られていますが、正しい使い方を知らないと効果が半減してしまう可能性があります。特に、濡れた髪と乾いた髪、それぞれにおける適量や塗布の仕方は重要です。
本記事では、種類が多く「どれがいいか」迷うウルリスのアイテム選びから、実際の使い方、気になる口コミ、そして詰め替えや何プッシュ使うべきかといった具体的な疑問まで、徹底的に解説します。
朝のスタイリングでの活用法や、あなたの髪質に合ったアイテムを見つける診断ポイントもご紹介します。
- ウルリス ヘアオイルのドライヤー前と後の基本的な使い方
- 髪の長さや量に応じた正確な使用量(何プッシュ)
- ストレートや巻き髪などスタイリング別の応用テクニック
- ご自身の髪質や悩みに合うアイテムを選ぶための診断ポイントと口コミ
ウルリス ヘアオイルの使い方:濡れた髪への基本ステップ

- ショートからロングまで適量の何プッシュが最適か
- なじませ方に差が出るスタイリング別の使い方
- ストレートヘアのツヤを活かすスタイリングへの使い方
- コテ巻き後の動きを出すためのスタイリングへの使い方
- 絶対に避けるべきコテで巻く前の使い方【注意点】
ウルリスのヘアオイルは、アウトバストリートメントとして、基本的にタオルドライ後の濡れた髪に使用することが推奨されています。この「濡れた髪につける」工程は、熱からの刺激を軽減し、オイルの油分と髪の水分を均一に馴染ませるために必須となります。
濡れた髪へのつけ方の流れ
- タオルドライで水分をしっかり取る
髪に水分が残りすぎていると、オイルが均一に馴染みにくくなります。しっかりとタオルドライすることが大切です。 - 適量を手に取る
後のセクションで詳しく解説しますが、髪の長さや量に合わせて適量を手のひらに広げます。 - 毛先中心になじませる
最もダメージが進行している毛先を重点的に、手のひらで揉み込むようにつけます。 - 髪の表面にも軽く塗布
摩擦や紫外線などの影響を受けやすいハチの上(頭の張っているところ)の毛をすくい、軽く表面にも馴染ませます。この際、根元からべたっとつけたり、頭皮につけたりするのは、立ち上がりが悪くなったり、根元がベタついたりする原因となるため避けてください。 - 目の荒いコームでコーミング
手でつけただけではムラになる可能性があるため、目の荒いコームで髪全体をコーミングし、オイルを均一に馴染ませます。これにより、水分と油分が良くなじみ、毛先のまとまりが良くなります。 - ドライヤーでしっかり乾かす
自然乾燥はキューティクルが開いた状態になりダメージを進行させるため、必ずドライヤーで完全に乾かしてください。
ショートからロングまで適量の何プッシュが最適か
ヘアオイルを効果的に使う上で、最も重要なステップの一つが「適量を見極めること」です。使用量が多すぎると髪がベタつき、仕上がりが重くなり、少なすぎると十分な保湿効果や熱からの保護効果が得られません。
ウルリスのヘアオイルは、製品ラインナップの中でも「モイスト」のようにやや重めの質感を持つものもあるため、特に注意が必要です。
- 髪の長さ
- 毛量
- 髪質(太さ・硬さ)
これら3つの要素によって細かく調整する必要があります。
髪の長さ別の基本プッシュ数目安と調整のポイント
まずは、髪の長さに基づいた基本的な使用量の目安から始めてみましょう。これはあくまでスタートラインであり、ここからご自身の髪の状態に合わせて調整していくことが大切です。
髪の長さ | 基本のプッシュ数(目安) | 調整のポイント |
ショート&ボブ | 1〜2プッシュ | 根元を避け、毛先に重点的に馴染ませます。 |
ミディアム | 2〜3プッシュ | 中間から毛先にかけて均等に馴染ませます。 |
ロング | 3〜4プッシュ | 量が多いため、数回に分けて手に取り、ムラなく塗布します。 |
髪質・毛量による適量の微調整
表の目安量から、以下の点に基づいて使用量を微調整してください。

毛量が多い方・硬い髪質の方
オイルの吸い込みが良い傾向があるため、目安量よりも+0.5〜1プッシュ多めに試すことで、髪の内部まで潤いを届け、しっとりとしたまとまりを得やすくなります。
髪が細い方・柔らかい方(猫っ毛)・毛量が少ない方
オイルが重く感じやすく、つけすぎるとペタッとつぶれてしまう可能性があるため、目安量よりも−0.5〜1プッシュ少なめから試すことを推奨します。特に軽やかな仕上がりを求める場合は、少量を徹底し、毛先のみに留めてください。
「自分の適量を探す」という意識で、数回にわたってプッシュ数を調整し、ベタつかず、かつ潤いが持続するベストな量を見つけていきましょう。
なじませ方に差が出るスタイリング別の使い方
ドライヤーで髪を乾かす前の「アウトバストリートメント」としてのオイルの使用が終わった後、さらに乾いた髪にオイルを使うことで、スタイリングの質を大きく向上させることができます。
- ツヤ感の付与
- 毛先のまとまりの固定
- ヘアスタイルの動きや束感の演出
目指すヘアスタイルによって、オイルを「どのくらい」「どこに」「どのように」つけるかという「なじませ方」を変えることが、プロのような仕上がりの鍵となります。
ストレートヘアのツヤを活かすスタイリングへの使い方
ストレートヘアの魅力は、光を反射する「面のきれいさ」と、サラサラとした「ツヤ感」にあります。このツヤを最大限に引き出すためには、オイルを均一に薄く広げることが重要です。
乾いた髪に少量(基本は1プッシュ以下、髪が細い方は半プッシュ程度)のオイルを手に広げます。このとき、手のひらだけでなく指の間までしっかり広げ、オイルのムラをなくしてください。
塗布する際は、髪の表面や中間を揉み込んだりせず、指をスーッと通して毛先から中間にかけて優しく馴染ませるのがポイントです。オイルをつけ足すのではなく、「手についている残りのオイルを全体に薄くコーティングする」イメージを持つと良いでしょう。
さらに仕上げとして、目の荒いコームやブラシで再びコーミングしてください。これにより、髪表面に残ったわずかなオイルのムラもなくなり、キューティクルが整った状態になり、より明確で美しいツヤの面が生まれます。
コテ巻き後の動きを出すためのスタイリングへの使い方
巻き髪スタイルでは、単にカールをキープするだけでなく、ふわっとした「動き」と立体感のある「束感」を出すことが、垢抜けた印象につながります。
コテやアイロンで髪を巻いた直後、熱が完全に冷める前に(または冷めた後)、少量(1プッシュ程度)のオイルを手に広げます。
塗布の仕方は、ストレートヘアとは異なり、巻いた髪をほぐすように「揉み込む」のが基本です。
「ムラを作る」ことを意識
- カールの熱が取れたことを確認
熱が残っている状態で揉み込むと、カールが崩れやすくなります。 - 髪を持ち上げながら揉み込む
カールを下から支えるように髪を持ち上げ、毛束を握るようにしてオイルを馴染ませます。 - 内側にも忍ばせる
内側の髪や、表面のカールだけでなく、耳の後ろなどの細かい部分にも指を通してオイルを忍ばせることで、立体感と持続力が向上します。
均一につけすぎると重くなり、カールがだれる原因になりますが、揉み込むことでメリハリのある束感が生まれ、ふんわりとした動きのある仕上がりになります。
オイルのつけすぎはカールの持続性を損なうため、常に少量から試すことが注意点です。
絶対に避けるべきコテで巻く前の使い方【注意点】
ヘアオイルの正しい使い方を語る上で、「やってはいけない使い方」を理解しておくことは、ダメージを未然に防ぐために極めて重要です。その最たるものが、「コテやストレートアイロンで熱を加える直前にオイルをつけること」です。
これは、熱と油の性質を理解すれば、なぜ危険か明確になります。
油分と高温による髪への深刻な影響
ヘアオイルの主成分は油分(オイル)です。この油分が髪に付着した状態で、コテやアイロンの150℃〜200℃近い高温に晒されると、髪の表面でオイルが加熱され、以下の深刻なダメージにつながります。
参考:広島大学 熱ダメージで毛髪タンパクが構造変化する過程の高精度観察に世界で初めて成功
- オイルの張り付き(固着)
加熱された油分が髪のタンパク質に強く張り付き、キューティクルを覆ってしまいます。 - 熱ダメージの増幅
油は熱伝導率が高いため、髪の表面温度を急激に上げ、髪内部の水分を過剰に蒸発させます。これにより、髪のタンパク質が変性し、「タンパク質の炭化(焦げ付き)」や「硬化」を引き起こすリスクが高まります。 - キューティクルの剥離
熱が加わり硬くなった髪は、剥がれる際にキューティクルを大きく損傷させます。
これらのダメージは、髪のパサつきやゴワつき、最悪の場合は切れ毛や枝毛の決定的な原因となります。
したがって、ヘアオイルは必ずドライヤー前の濡れた髪に使い、アイロンやコテでのセットは完全に乾かした後に行うようにしてください。
アイロンの熱から髪を保護したい場合は、油分ではなく、熱から髪を守る成分(ヒートプロテクト成分)が配合された専用のミストやミルクタイプのアウトバストリートメントを使用することが推奨されます。
ウルリス ヘアオイルの使い方:選び方と応用編

- 髪質や悩みに合うウルリス ヘアオイルはどれがいいか
- 6種類から選べるウルリスのヘアオイル診断
- ウルリス ヘアオイルの気になる口コミの傾向
- 乾いた髪にも使える?朝のスタイリングでの使い方
- ナイトケアやボディにも使えるマルチオイルの使い方
- 付け替えが簡単なウルリス ヘアオイルの詰め替え方法
髪質や悩みに合うウルリスのヘアオイルはどれがいいか
ウルリスのヘアオイルは、90%以上が保水成分・保湿成分で構成されており、パサつきやうねりを軽減し、きれいなまとまり髪に導くのが特徴です。定番のラインナップは、髪の悩みや求める仕上がりに合わせて6種類が展開されており、「どれがいいか」と迷う方も多いでしょう。
ラインナップ | 特徴(主な機能) | おすすめの髪質・悩み | 香り |
ウォーターコンク モイスト | 保湿に特化(水分量UP) | パサつき、乾燥、剛毛、毛量が多い | スウィートサボン(アクアリリー) |
ウォーターコンク EX リペア | ダメージケア・補修(ハチミツ・ケラチン配合) | ダメージ、くせ毛、うねり、ブリーチ毛 | フローラルサボン |
ウォーターコンク コントロール | うねり・くせケア(水分バランス調整) | うねり、くせ、インナードライ | メルティフルール |
ピンクネコ スリーク | 猫っ毛・軟毛ケア(内部と表面のうるおいチャージ) | 猫っ毛、軟毛、髪のうねり | アプリベリーのフルーティーサボン |
ウォーターコンク シャイニー | ツヤ感UP(軽やかなテクスチャー) | ごわつき、ツヤ感がない、細い髪質 | ウォーターフローラル |
アクアナイト マルチ | ナイトケア・マルチオイル(睡眠中の摩擦ダメージから保護) | 髪の乾燥ダメージ、アホ毛、全身ケアにも | スリープアロマ(ラベンダー) |
6種類から選べるウルリスのヘアオイル診断
ウルリスの豊富なラインナップからご自身に最適なアイテムを見つけるためには、まずご自身の髪の悩みと髪質を明確にする「診断」が有効です。
髪が硬い・毛量が多い・パサつきが気になる
重ためのテクスチャーでしっかり保湿してくれる「モイスト」がおすすめです。

ヘアカラーやブリーチで髪が傷んでいる
ハチミツなどの補修成分が配合された「EX リペア」がダメージケアしながら保湿・ツヤを与えます。

湿気でうねりやすい・くせ毛が気になる
髪内部の水分バランスを整えることに着目した「コントロール」がまとまりのある髪に導きます。

髪が細く柔らかい(猫っ毛)・軽い仕上がりが好き
軽やかなテクスチャーでツヤ感を出しやすい「シャイニー」や「ピンクネコ スリーク」を試してみるのが良いでしょう。「ピンクネコ スリーク」は猫っ毛特有のうねりにも対応しています。

夜のケアを重視したい・摩擦ダメージが気になる
マルチユースで全身にも使える「アクアナイト マルチ」が寝ている間のケアに適しています。

このように、ご自身の髪質や優先したい効果に合わせてアイテムを絞り込むと、「どれがいいか」の疑問が解決しやすくなります。
ウルリスのヘアオイルはどれを使えば良いのか、さらに詳しい内容を知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

ウルリス ヘアオイルの気になる口コミの傾向
ウルリスのヘアオイルに関する口コミには、共通して以下のような傾向が見られます。
良い口コミの傾向
- 香りへの満足度が高い
サボン系やフローラル系の香りが「心地よい」「癒される」といったポジティブな意見が多く、香りの良さが購入の重要な動機の一つになっています。 - 高い保湿力とまとまり
「毛先のパサつきがなくなった」「しっとりまとまる」といった、モイスト系の保湿力やまとまり効果を実感する声が多く見られます。 - デザイン性
香水のようなコンパクトで可愛らしいデザインが「テンションが上がる」と評価されています。
悪い口コミの傾向
- 香りの強さに関する意見
特に香水のような香りが苦手な方からは、「匂いが強すぎる」「香りが無くなるのに時間がかかる」といった意見もあります。夜の使用に限定するなど、使い方に工夫が必要と感じるユーザーもいるようです。 - 髪質による仕上がりの違い
保湿力が高い分、「髪の毛が細く柔らかめな人にはあまりおすすめしません」「軟毛の方には、少し重ためのテクスチャーかも」というように、髪質によっては重く感じられるケースがあることが示唆されています。
乾いた髪にも使える?朝のスタイリングでの使い方
ウルリスのヘアオイルは、公式では濡れた髪に使うアウトバストリートメントとして推奨されていますが、乾いた髪に使用することも問題ありません。
アウトバスオイルとスタイリングオイルは処方的に明確な違いがないため、多様なシーンで活用できます。
朝の乾いた髪に使う場合は、スタイリング剤として活用できます。
- パサつきやうねりの抑制
乾燥で広がる髪や、朝のうねりには「コントロール」や「モイスト」を少量なじませることで、湿気による広がりを抑え、まとまりのある髪に整えます。 - ツヤ・ウェット感の演出
ツヤを出したい場合は「シャイニー」が特に適しています。少量を毛先中心になじませることで、きれいなツヤ感が出ます。 - アイロン後の保護とツヤ
アイロンでセットした後、毛先中心にオイルをなじませることで、熱から髪を保護しつつ、つやのあるきれいなヘアスタイルに仕上がります。
夜寝る前のナイトケアとしての使い方
夜のドライヤー後の乾いた髪に少量(半プッシュ程度)を使用すると、ナイトケアオイルとして機能します。
寝る前に使用することで、寝ている間の枕との摩擦ダメージなどから髪を守り、翌朝のパサつきを軽減し、ツヤツヤの状態を保つ効果が期待できます。
特に「アクアナイト マルチ ヘア&ボディオイル」はナイトケアに特化したオイルです。

ボディにも使えるマルチオイルの使い方
ウルリスの「アクアナイトウォーターコンク マルチヘア&ボディオイル」は、髪だけでなくボディケアにも使えるマルチオイルです。
- ヘアケア:濡れた髪への使用はもちろん、夜寝る前の摩擦ダメージ保護のためのナイトケアにも最適です。
- ボディケア:乾燥が気になる肘や膝、手などの全身の肌の保湿にも使用できます。
マルチオイルは一本で多様なケアができるため、特にコスパを重視したい方や、旅行などの持ち運びにも便利です。リラックスできるスリープアロマの香りに包まれて、贅沢なケアタイムを楽しめます。

付け替えが簡単なウルリス ヘアオイルの詰め替え方法
環境への配慮やコスト面から、ウルリスのヘアオイルには詰め替え用(リフィル)が販売されています。
商品名 | 容量 |
ウォーターコンク モイスチャー ヘアオイル つめかえ | 75mL |
その他主要ラインのヘアオイル つめかえ | 75mL |
詰め替え用は本体容量(100mL)よりも少ない容量(75mL)で販売されていることが多いですが、本体ボトルを繰り返し使用できるため経済的です。
- 本体ボトルをきれいに洗う
オイルを使い切った本体ボトルをぬるま湯などで洗い、清潔にします。 - 完全に乾燥させる
ボトル内に水分が残っていると、中身の品質に影響を与える可能性があるため、完全に乾燥させます。 - 詰め替える
詰め替え用パウチの注ぎ口をボトルに差し込み、中身をゆっくりと注ぎ入れます。
詰め替えの際は、できるだけ同じ種類のオイルを使用してください。異なる種類を混ぜると、成分のバランスが崩れたり、香りが混ざったりする可能性があります。
ウルリスのヘアオイルを活かして理想の髪質へ
- ウルリスのヘアオイルは90%以上が保水成分で構成されたトリートメントオイルです
- 基本の使い方はタオルドライ後の濡れた髪に塗布しドライヤーで乾かします
- 髪の乾燥やダメージを熱から保護する効果があります
- 濡れた髪につける際は毛先を中心になじませ根元は避けてください
- ショートは1~2プッシュ、ミディアムは2~3プッシュを目安に調整します
- オイルを均一に馴染ませるために目の荒いコームでコーミングすることが大切です
- 乾いた髪にはスタイリング剤やナイトケアオイルとして使えます
- ストレートヘアは指を通すように、巻き髪は揉み込むようにつけると効果的です
- 絶対にアイロンやコテで巻く前にオイルをつけるのは避けてください
- 髪のダメージやパサつきには「EXリペア」や「モイスト」がおすすめです
- うねりや広がりが気になる髪には「コントロール」が水分バランスを整えます
- 猫っ毛やごわつきには軽めのテクスチャーの「シャイニー」や「ピンクネコ スリーク」を
- 「アクアナイト マルチ」は夜の摩擦ダメージ保護とボディケアにも使えます
- 爽やかなサボン系の香りが多く日々のヘアケアの満足度を高めます
- 本体容器が可愛いデザインなので詰め替え用で継続的な使用が可能です