美容

『ミルボン エルジューダ』アイロン前の髪に使って良い?おすすめ商品と正しい使い方ガイド

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
ちゃんさな

ヘアアイロン前にヘアミルクやヘアオイルって使って良いの?

毎日のスタイリングに欠かせないヘアアイロン。しかし、熱によるダメージで髪のパサつきや切れ毛に悩む女性も多いはず。

ヘアアイロン前にヘアミルクやヘアオイルを使うことは効果的になる場合もあれば、使い方によっては逆にダメージを与えてしまう場合もあります。

そこで本記事では、ミルボンの「エルジューダ」シリーズを中心に、ヘアアイロン前におすすめのアイテムとその使い方を詳しく解説します。

本記事の情報は現役美容師さんや、各種参考サイトをベースに作成しております。正しい情報に沿った作成を心がけておりますが、あなたの髪を守るため、お気付きの点はお問い合わせまでお願いいたします。


美容師
田代一歩

監修者
Lahale代表兼スタイリスト。カウンセリングを大切にし、お客様一人ひとりに寄り添った提案に取り組んでいます。

>>>Lahaleの公式インスタはこちらから


ヘアアイロン前にヘアミルクは使って良いの?

まず初めに、ヘアアイロンとヘアミルクの相性から知る必要があります。

  • 適量を守る
  • 完全に乾かす
  • パーマの有無

これらのポイントを抑えることで、アイロン前にヘアミルクやヘアオイルといったヘアケア商品を効果的に活用することができます。

具体的なケア手順はこちらのパートで解説していますのでチェックして下さいね。

①適量を守る

髪の長さや量に応じて、1~2プッシュを目安に使います。量が多すぎるとベタつく原因になりますので、少量から始めて調整してください。

②完全に乾かしてからアイロンを当てる

ヘアアイロンは濡れた髪に直接使用するとダメージが大きくなるため、タオルドライ後にミルボンを塗布し、ドライヤーでしっかり乾かしてからアイロンを使いましょう。

③パーマの有無

パーマを当てている場合、髪へのダメージが強い場合があります。さらに熱によるダメージが蓄積すると枝毛や切れ毛がひどくなってしまうため、念入りなケアをおすすめします。パーマ後におすすめするヘアミルクを参考に、是非ケアに力を入れて下さいね。

ミルボン エルジューダシリーズのおすすめヘアミルク

熱によるダメージから髪を保護する成分や毛髪補修成分が配合されていることが重要です。

  • エルジューダ エマルジョン
  • エルジューダ エマルジョン+
  • エルジューダ リンバーセラム
  • エルジューダ メロウセラム
  • エルジューダ ブリーチケア セラム/ジェルセラム

これらの商品は、毛髪補修成分や保湿成分が含まれており、熱保護効果も期待できます。

エルジューダ FO

ミルボン(MILBON)
¥2,230 (2024/12/27 04:32時点 | Amazon調べ)
  • 含まれる成分イソステアロイル加水分解シルク(毛髪補修成分)
  • 特徴: 髪にコシを与え、動かしやすい状態に整える。

エルジューダ MO

  • 含まれる成分: スクワラン(毛髪柔軟成分)
  • 特徴: 硬い髪を柔らかく動かしやすく整える。

エルジューダ エマルジョン

  • 含まれる成分: セラミド2(高い水分保持機能)、カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(毛髪補修成分)
  • 特徴: 髪の内部から水分を保持し、細い髪をしなやかに整える。

エルジューダ エマルジョン+

villa des mariage
¥2,310 (2024/10/22 19:26時点 | 楽天市場調べ)
  • 含まれる成分: 加水分解コラーゲン(保湿)、カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(補修成分)
  • 特徴: 髪を柔らかく保湿し、扱いやすい状態に整える。

エルジューダ リンバーセラム

  • 含まれる成分: アクリル酸アルキル/ジメチコンコポリマー(毛髪保護成分)
  • 特徴: コシ感を高めて、動きやすい髪に整える。

エルジューダ メロウセラム

  • 含まれる成分: シア脂油(エモリエント成分)、カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(毛髪補修成分)
  • 特徴: ごわついた髪を柔らかくする。

エルジューダ グレイスオンシリーズ

  • 含まれる成分: バオバブオイル(保湿成分)、加水分解バオバブエキス(保湿)
  • 特徴: 髪を保湿し、しなやかで指通りの良い髪に整える。

エルジューダ ブリーチケアシリーズ

  • 含まれる成分: 加水分解ケラチン、カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(毛髪補修成分)
  • 特徴: ブリーチ毛専用で絡まりや広がりを抑える。

ヘアアイロン前のケア手順を知ろう

洗髪後にタオルドライ
水気を取った後、少し湿った状態の髪に使用します。

適量を手に取る
髪の長さに応じて、1~2プッシュを手に広げます。

毛先からつける
ダメージが目立つ毛先を中心に、髪全体に均一に塗布します。

ドライヤーで乾かす(重要)
完全に乾いた状態にしてから、ヘアアイロンを使用します。

ヘアオイル vs ヘアミルク:どちらが良い?

ヘアミルクとヘアオイルでは、期待できる効果や適した髪質が異なります。一概にどちらが良いという判断はせずに用途に応じて使っていくことをおすすめします。

  • ヘアミルク: 軽めの使用感で、水分補給や柔らかさを重視する方におすすめ。特に細い髪の方に最適。
  • ヘアオイル: 熱からの保護効果が高く、硬い髪や乾燥が気になる方に向いています。

熱から髪を守る補修成分とダメージを減らす工夫

ヘアアイロンの高温は、髪のキューティクルを損傷し、内部の水分や栄養素を奪ってしまう原因になります。そのため、熱保護効果のある成分が含まれたヘアミルクを選ぶことが大切です。以下に、熱から髪を守る主な補修成分を解説します。

代表的な補修成分

1. セラミド
髪内部の水分を保持し、外的ダメージから保護する成分。

効果: 髪に潤いを与え、乾燥やパサつきを防ぎます。ミルボン「エルジューダ エマルジョン」にはセラミド2が配合され、特に細く柔らかい髪をしっとりまとめます。

2. 加水分解ケラチン
髪を構成するタンパク質「ケラチン」を分解して作られた成分。

効果: 髪のダメージ部分に吸着し、補修を行うと同時に、熱によるダメージから髪を守るバリアを形成します。

3. ヒートプロテイン
熱を加えることで髪を補修する特殊な成分。

効果: 熱を利用してダメージ部分を補修するので、ヘアアイロンやドライヤーの熱を味方にできます。ミルボンの一部製品にも含まれています。

4. シアバター
天然の保湿成分で、髪の柔らかさとツヤを保ちます。

熱による乾燥を防ぎ、髪の表面をコーティングしてダメージを軽減します。特に「エルジューダ エマルジョン+」は、硬い髪に柔軟性を与えるシアバター由来成分が含まれています。

5. 加水分解コラーゲン
髪にハリと弾力を与える成分。

効果: 髪表面のキューティクルを整え、熱による損傷を抑えながら、柔らかい仕上がりを実現します。「エルジューダ エマルジョン+」に配合されており、特に硬い髪やダメージヘアに効果的です。

参考文献 特許文献「毛髪用補修剤」

ヘアアイロンによる髪のダメージ原因

熱によるタンパク変性

髪の主要成分であるケラチンタンパク質は、熱によって形状や性質が変化する「タンパク変性」を起こします。この変性は不可逆的で、一度損傷した髪は元には戻りません。特に濡れた髪は、タンパク変性の始まる温度が60~70℃と低く、乾いた髪より熱に弱いため、ヘアアイロンの使用には注意が必要です。タンパク変性が進むと以下のダメージが発生します。

  • 枝毛や切れ毛の増加
  • カラーやパーマが入りにくくなる
  • 髪全体のツヤと弾力の喪失

摩擦によるキューティクル損傷

ヘアアイロンを使用する際の髪との摩擦により、髪表面を覆うキューティクルが剥がれやすくなります。キューティクルは髪の内側を保護する役割を持ち、損傷すると以下の影響があります。

  • 髪の水分や栄養分が流出しやすくなる
  • ツヤや滑らかさが失われ、乾燥や広がりが目立つ
  • 髪の強度が低下し、ハリやコシがなくなる

    これらの要因が重なると、髪はスタイリングしにくくなるだけでなく、健康を維持することも難しくなります。そのため、ヘアアイロンを使用する際には適切な温度や方法を守り、髪を守るための工夫を心がけることが大切です。

    ヘアアイロンによる髪のダメージを抑えるための工夫

    ヘアアイロンを使用する際、適切な方法を心がければ髪へのダメージを軽減できます。以下の5つの工夫を取り入れ、髪を守りながらスタイリングを楽しみましょう。

    1. 適切な温度でヘアアイロンを使用する

    髪のダメージを抑えるには、適切な温度設定が重要です。低すぎる温度ではクセがつきにくく、使用時間が長くなってしまう一方、高すぎる温度では髪のタンパク変性が進みます。

    • 目安温度: 髪質や部位に応じて、120〜180℃の範囲で調整するのがおすすめです。
    • 初めて使用する際は低温から始め、理想の仕上がりが得られる温度を見つけましょう。

    2. 同じ部分に繰り返しあてない

    長時間、同じ箇所に熱を加えると髪が過剰に傷みます。

    • 目安時間: ストレートアイロンは2秒以下、カールアイロンは3〜5秒以下が推奨されます。
    • カールがつきにくい場合は、毛束を少なくするか温度を調整しましょう。

    3. 濡れた髪に使用しない

    濡れた髪は熱に弱く、60〜70℃程度でもタンパク変性が始まるため、必ず髪をしっかり乾かしてから使用してください。

    • ドライヤーで乾かす際も過度に乾燥させないよう注意し、適度な水分を残しておくことがポイントです。

    4. ヘアアイロン専用のスタイリング剤を使用する

    スタイリング剤には熱から髪を保護する成分が含まれているものがあります。

    • おすすめのタイプ:
      • オイルタイプ: カールヘア向け。ツヤ感と束感をプラスし、べたつきにくい。
      • ミルクタイプ: ストレートヘア向け。毛先までしっとりと仕上がる。
    • 使用前に均一に髪に塗布することで、熱ダメージや摩擦を軽減できます。

    5. 摩擦を減らす使用方法を心がける

    摩擦が髪のキューティクルを傷つけるのを防ぐため、以下の点に注意しましょう。

    • 摩擦の少ないプレートを採用したヘアアイロンを選ぶ。
    • カールアイロンでは髪を軽く浮かせるように滑らせ、ストレートアイロンでは髪を優しく引き抜く感覚で使用する。

    6. 適切なヘアアイロンを選ぶ

    髪に優しいヘアアイロンを選ぶことも大切です。

    • プレート素材: セラミック、チタニウム、テフロンなど摩擦が少なく滑りやすい素材を選ぶ。
    • 温度調整機能: 髪質や部位に合わせて細かく設定できるアイロンが望ましい。

    これらの工夫を実践することで、髪を傷めるリスクを最小限に抑え、ツヤのある健康的な髪を保ちながらスタイリングを楽しめます。

    まとめ

    ヘアアイロン前のケアには、ミルボン「エルジューダ」シリーズのヘアミルクが最適。髪質や仕上がりに合わせてアイテムを選び、正しい使い方で美しい髪を守りましょう。ぜひ自分に合ったヘアケアアイテムを見つけて、毎日のスタイリングをもっと楽しんでください。

    資生堂:ヘアダメージ進行の原因となる毛髪内部構造を解明
    Cross Seach:公開特許公報(A)_毛髪の補修方法