「ミルボンのヘアミルクって何プッシュ使えばいいの?多すぎるとベタつくし、少ないと効果あるのか不安…」
そんな悩みを抱える30代の産後ママに向けて、この記事では髪の長さ・状態別に最適な使用量をわかりやすく解説します。
毎日のヘアケアがもっと楽しくなるよう、プロ目線のアドバイスもご紹介します。
この記事は現役美容師の田代一歩さんのアドバイスを参考に作成しています。

ミルボン ヘアミルク 何プッシュが正解?髪の長さと状態で使い分けよう

髪の長さやダメージ具合によって、ミルボンのヘアミルクの最適な使用量は異なります。ここでは具体的な目安を紹介します。
ショート~ミディアムなら「1〜2プッシュ」が基本
ショートヘアは、1プッシュでも十分に全体へ行き渡ります。
出産後、ホルモンバランスの変化によって髪が抜けやすくなり、自然とショート〜ミディアムくらいの長さになっている方も多いのではないでしょうか。そんな方には、ミルボンのヘアミルクは1〜2プッシュがちょうど良いとされています。
特にショートヘアは髪の量も長さも少ないため、1プッシュでも十分に全体へ行き渡ることが多いです。ミディアムヘアでも、多くて2プッシュが目安。つけすぎると重さが出て、根元がぺたんとした印象になってしまうため注意が必要です。
使い方のポイントは、手のひらにしっかり伸ばしてから塗布すること。まずは髪の内側から毛先を中心に優しく馴染ませていきましょう。表面に直接ベタッと塗るのではなく、内側→外側の順に整えることで、自然なまとまりが出ます。朝の時短にもなり、産後で忙しいママにも嬉しい時短ヘアケアになります。
ロングヘアには「2〜3プッシュ」でしっとりまとまる
両手のひらにまんべんなく伸ばしてから毛先を包み込むように2〜3回塗布。
ロングヘアの方にとっては、毛先の乾燥や広がりが大きな悩みですよね。特に産後は育児や寝不足による生活リズムの乱れで、髪もパサつきがち。ミルボンのヘアミルクは2〜3プッシュを目安に使用することで、毛先までしっとりとまとまりのある髪に整えることができます。
使い方としては、まず1プッシュを手に取り、両手のひらにまんべんなく伸ばしてから毛先を包み込むように塗布しましょう。これを2〜3回に分けて行うと、ムラなく自然に仕上がります。
注意したいのは、一度に大量につけてしまうこと。つけすぎは髪が重くなり、ぺたんとした仕上がりになりがちです。また、べたつきや洗い残しの原因にもなるため、「しっとり=たっぷり」ではなく、「ちょうどよく」が基本です。
ロングヘアは見た目の美しさが目立つ分、毛先のコンディションが悪いと印象も大きく変わります。毎日のケアで少しずつ水分と栄養を補給することが、自然なツヤ髪を保つ秘訣です。
ダメージが強い場合は「少量を重ね塗り」が効果的
カラーやブリーチ、パーマの繰り返し、さらには出産後のホルモンバランスの影響など、女性の髪は思っている以上にダメージを受けやすいもの。特に産後は髪が細くなったり乾燥しやすくなるため、通常よりも丁寧なケアが求められます。
そんなときには、ミルボンのヘアミルクを一気に大量に使うのではなく、1プッシュずつを重ね塗りする方法が効果的です。まずは1プッシュを手に伸ばし、髪の中間から毛先にかけて優しくなじませます。その後、手ぐしで様子を見ながら、必要に応じてもう1プッシュ追加していくイメージです。
重ね塗りをすることで、髪が吸収できる分だけを無駄なく届けられるのがポイント。無理に全体へ均一に広げようとすると、まだ補修が足りない部分にまで届かないまま終わってしまうこともあります。
また、手のひらに残った少量を使って、表面や前髪など乾燥が気になる部分にだけ追加するのもおすすめ。全体的に軽やかな質感を保ちつつ、補修が必要な箇所にはしっかりアプローチできます。
特に傷みがひどいときは、夜のドライ前と、朝のスタイリング前の2回に分けて使うとより効果的です。丁寧な積み重ねが、産後の揺らぎやすい髪を、しっかりと整えてくれます。
ダメージケアのためのシャンプーを市販のものでカバーしたいという方には、おすすめのシャンプーをこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にして下さい!
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エルジューダの選び方と持ちを徹底解説

エルジューダシリーズには複数の種類があります。髪質や仕上がりの好みに合わせて選びましょう。
「選び方」は髪質×悩みに合わせて
軟毛〜普通向け:エルジューダ エマルジョン

普通〜硬毛、剛毛向け:エルジューダ エマルジョン+

ハイダメージ:ブリーチケア(ヘアオイル)

自分の髪質を知り、それに合ったタイプを選ぶのがポイントです。
「何ヶ月持つ?」1本でどれくらい使える?
ミルボンのヘアミルク、エルジューダエマルジョンを例として一般的な使用量を計算してみましょう。コスパを考える際にも参考にして下さいね!
120g|使用プッシュ数ごとの使用期間目安表
1日の使用量 | 1プッシュ = 約0.6g | 使用可能日数 | 使用期間の目安 |
---|---|---|---|
1プッシュ / 日 | 0.6g | 約200日 | 約6ヶ月半 |
2プッシュ / 日 | 1.2g | 約100日 | 約3ヶ月強 |
3プッシュ / 日 | 1.8g | 約67日 | 約2ヶ月強 |
補足ポイント
※実際にはポンプの残量・詰まり・液の粘度などで多少の誤差があります。
※朝晩2回使用する場合は、日あたりのプッシュ数を2倍にして換算してください。
※使用量は髪の長さやダメージによって異なりますので、あくまで「目安」として参考にしてください。
「乾いた髪」にもOK?ヘアミルクのベストな使い方
基本的に、**タオルドライ後の濡れた髪には「ヘアミルク」**を使うのが最も効果的です。ミルボンのヘアミルクは、ドライヤーの熱から髪を守りながら、水分と栄養を補給してくれるため、夜のケアに最適。乾燥しがちな産後の髪にも、やさしく潤いを与えてくれます。
一方で、**朝のスタイリングや外出前には「ヘアオイル」**がおすすめです。オイルはツヤ感を出しながら髪の広がりを抑え、湿気や乾燥から髪を守るコーティング効果もあります。特に忙しい朝の時短スタイリングにぴったり。
ただし、「ヘアミルクとヘアオイルはどちらを先につけるのが正解?」という疑問を持つ方も多いはず。順番を間違えると、せっかくのケア効果が半減してしまうことも。
▼詳しい使い方や順番は、こちらの記事で解説しています
👉 ヘアミルクとヘアオイルの正しい順番と使い分けはこちら
自分の髪質やライフスタイルに合わせて、賢く使い分けましょう。

FAQ:ミルボン ヘアミルクに関するよくある質問

ここからはミルボンのヘアミルクを使う上でよくあるお悩みをFAQ形式でまとめました。迷った時に是非参考にして下さいね。
Q. ヘアミルクは1回どれくらいの量が適量?
A. ショートなら1プッシュ、ミディアムなら2プッシュ、ロングなら3プッシュ。髪の長さや質により異なりますが、1〜3プッシュが基本。多すぎるとベタつきの原因になります。
Q. エルジューダミルクは1プッシュでどれくらい?
A. 約0.6g(クリーム状のやわらかい質感)。ショートなら1プッシュで十分です。ただしポンプのコンディションに応じて出る量に差が生まれるため、目安としてお考えください。
Q. エマルジョンプラスはどう違う?
A. 硬い髪の方に適したヘアミルクです。柔らかい髪の方はエマルジョン、エマルジョン+はかたい髪向けに作られたタイプで、よりしっとり感重視。柔らかい髪には重すぎる場合も。

Q. エルジューダはどのくらい持つ?
A. 1日2プッシュ使って約2ヶ月分が目安です。
Q. ヘアミルクの後にオイルは必要?
A. 利用することをお勧めします。ミルク→オイルの順で使うことで、しっとり感とまとまりが持続します。

Q. 毎日使うと髪に悪い?
A. 適量であれば問題なし。保湿と補修を毎日継続することで、髪の状態が安定します。
まとめ:ミルボン ヘアミルクは「量より使い方」がカギ
ミルボンのヘアミルクは、髪の長さや状態に応じて1〜3プッシュが適量とされていますが、実は一番大切なのは「量そのもの」よりも**“使い方”や“なじませ方”**です。つけるタイミングや順番を間違えないことで、少量でもしっかりと効果を発揮してくれます。
特に産後の髪は、ホルモンバランスの変化や日々の疲れで思っている以上にダメージを受けています。でも大丈夫。あなたに合った使い方を見つければ、毎日のケアで髪は確実に変わります。
ミルボンのヘアミルクは、忙しい30代の主婦やママたちでも、短時間で簡単にサロンのような仕上がりを実感できる優れたアイテムです。まずは今日から、あなたの髪にぴったりの“ちょうどいい”量と使い方を試してみてくださいね。